中古のNikon D3100を購入された方向けに、まず最初に揃えたい周辺グッズをまとめました。 このカメラは2010年に発売されたモデルですが、一眼レフとしての基本が詰まった素晴らしい機材です。 私自身も大学生活の中でこのカメラを使い、京都や大阪の風景を楽しんでいます。 しかし、カメラ本体とレンズだけでは、せっかくの撮影チャンスを逃してしまったり、思わぬ故障を招いたりすることもあります。 大学生の限られた予算の中でも、これだけは揃えておきたいという信頼性の高いアイテムを順番に解説します。

1. 撮影した写真を記録するSDカード

カメラで撮影した画像データを保存するために必要な、薄い板のような記憶装置がSDカードです。Nikon D3100は発売から約16年が経過している機種のため、最近の256GBや512GBといったあまりに大容量なカードは正しく認識されないリスクがあります。初めての1枚には、公式に動作確認が取れている範囲である32GBか64GBのカードを選ぶのが最も安全です。おすすめはSanDiskのUltraシリーズです。class10のものを選べばデータの読み書きスピードが速いため、連続してシャッターを切った際や動画撮影時も動作が安定します。

 
 

2. 撮った写真をその場でスマホへ!SDカードリーダー

Nikon D3100のような少し前の世代のカメラには、最新機種のようにWi-FiやBluetooth通信機能が内蔵されていません。「せっかく一眼レフで綺麗に撮れた写真を、その場ですぐにインスタにアップしたい!」という時に必須となるのが、スマホに直接繋げるSDカードリーダーです。

以前はWi-Fi電波を飛ばす特殊なSDカード等もありましたが、設定が複雑でエラーも多いため、現在は「物理的に直接ケーブルで繋ぐ」のが最も通信が安定し、転送速度も圧倒的に速い最適解となっています。撮影後、カメラからSDカードを抜いてこのリーダーに挿し、スマホに繋ぐだけで、iPhone標準の「写真」アプリなどから簡単に高画質な写真を取り込むことができます。

iPhoneの場合、お使いの機種によって差し込み口(端子)の形状が異なるため、以下の2種類からご自身のスマホに合うものを選んでください。

 

■ Lightning(ライトニング)端子用 iPhone 14シリーズ以前の機種(iPhone 13、12、11、SEなど)をお使いの方はこちらです。認識エラーが起きにくいApple純正品や、PC周辺機器で有名なメーカーのものが安心です。

 
 
■ USB Type-C端子用 最新のiPhone 15シリーズ以降、またはType-C対応のiPadやAndroidスマホをお使いの方はこちらのType-C対応モデルを選んでください。

 
 

3. 撮影を途切れさせないための予備バッテリー

カメラを動かすための電池がバッテリーです。中古で手に入れたD3100に付属しているバッテリーは、長年の使用によって劣化し、フル充電してもすぐに切れてしまうことが珍しくありません。外出先で電池が切れるとカメラはただの重い箱になってしまうため、予備を持っておくことが基本です。私が純正バッテリー1個しか持っていなかったときにバッテリーの残量が切れてしまい撮影ができなかったこともありました、、。D3100に対応している型番はEN-EL14aです。実際に私が使っている予備バッテリーを紹介します。ENEGONの互換バッテリー2個とUSB充電器のセットです。バッテリーが2つ手に入るだけでなく、スマートフォンのようにモバイルバッテリーやパソコンのType-CやMicro-Bの二種類のUSB端子から充電できます。私の個体では本体とのすれや接触不良は今のところ見えず問題なく現在も使用しています。D3100は古いモデルなので必然と付属する純正バッテリーも劣化していることでしょう。ぜひ携帯しておくことをお勧めします。

 
 

4. 高価なレンズを守る保護フィルター

レンズの一番前にあるガラス部分に、ネジのように回して取り付ける透明な保護用のガラス板です。カメラをぶつけたり、うっかりレンズに指が触れてしまったりした際、レンズそのものに傷がつくと修理には数万円の費用がかかります。しかし、数千円のフィルターを付けていれば、これが身代わりになってレンズ本体を守ってくれます。

おすすめはKenkoのPRO1DプロテクターやMCプロテクターNEOです。Kenko製品は個人的に信頼性が高く、初心者にも扱いやすいメーカーだと思います。

フィルターを選ぶ際、最も重要なのがレンズの口径(サイズ)です。D3100でよく使われる代表的なレンズの適合サイズは以下のようになります。

  • 【52mm】適合レンズ

    • AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G(単焦点レンズ)

    • AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(標準ズームレンズ)

  • 【58mm】適合レンズ

    • AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR(望遠ズームレンズ)

レンズの正面や側面に「Φ52」のように記号と数字が書かれています。ご自身が持っているレンズの口径を必ず確認したうえで、合致するサイズのレンズフィルターを選んでくださいね。

 
 

5. 光の乱反射を防ぎ、物理的なバンパーにもなるレンズフード

レンズの先端に取り付ける、筒や花びらのような形をした日よけのアクセサリーです。強い日差しや夜の街灯などの余計な光がレンズに入り込んで、写真が白っぽくモヤがかったり(フレア)、光の輪が写り込んだり(ゴースト)するのを防いでくれます。

また、画質を良くするだけでなく、レンズを壁や障害物から守る物理的なバンパーとしての役割も非常に大きいです。人混みなどでカメラを下げて歩く際にも安心感があります。

注意点として、レンズフードはフィルターのような「口径(〇〇mm)」での共通規格ではなく、レンズの型番ごとに適合する専用のフードが決まっています

  • AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G 専用フード: HB-46

  • AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 専用フード: HB-45

  • AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR 専用フード: HB-57

純正品はもちろん、安価な互換品(サードパーティ製)でも十分に機能します。私は互換品を購入して使用しているレンズもあります。購入する際は、必ず自分のレンズの型番に適合した名前のフードを選びましょう。今回は、純正品と互換品の中から、レビュー評価が良く比較的安いレンズフードを探しましたので紹介します。

 
 

6. 日々の手入れに欠かせないメンテナンス用品

レンズについたホコリや汚れを掃除するための道具も、早い段階で揃えたいアイテムです。特に重要なのが、シュシュッと空気を送るブロアーという道具です。レンズのホコリを口で吹いて飛ばそうとすると、目に見えない唾液がレンズに付着し、カビの原因になるため絶対に避けるべきです。また、指紋などの油汚れを拭き取るには専用のペンやクロスが必要です。これらを1つずつ揃えるのは大変なので、初心者にはK&F Conceptのクリーニング15点セットなどが非常におすすめです。手入れに必要な道具がすべて1つのパッケージに入っているため、何を買えばいいか迷う必要がありません。この道具さえあれば、もし他にカメラを買った時も手軽にお掃除できるので揃えておきたいグッズです。

 
 

7. 普段のバッグをカメラバッグにするインナーケース

大学の講義や旅行でカメラを持ち歩く際、専用のカメラバッグをわざわざ買う必要はありません。普段使っているリュックやカバンの中に、クッション性のあるインナーソフトボックスを入れるだけで、安全にカメラを運べるようになります。Nikon D3100は両手に収まるほど小さく、また比較的軽量なモデルだと思います。HAKUBAのインナーソフトボックス02の500というサイズを使えば、教科書やパソコンと一緒にカメラを入れても、衝撃から守ってくれます。通学中や移動中にカメラがカバンの中で他の荷物とぶつかるのを防ぐため、必ず保護した状態で持ち運ぶようにしましょう。ただ、扱うレンズによってはレンズが大きすぎてカバンやカバーに収まりきらなハプニングが起きるので注意してください。

 
 

8. 首からぶら下げるネックストラップ

お出かけ中の撮影にはネックストラップの着用をお勧めします。移動時には両手でカメラを持たずとも肩掛けバックのようにカメラを扱うことも可能になるので普段のカメラ趣味がより快適になるアイテムです。また、不意にカメラを落としそうになっても、ネックストラップがあれば落下・破損のリスクを軽減してくれます。Nikon D3100にはぜひ「Nikon」のロゴが入ったネックストラップがおすすめです。

 

 

9. カビからカメラを守る防湿ケース(ドライボックス)

撮影から帰った後、カメラをそのまま机の上やバッグの中に放置するのは禁物です。カメラのレンズは非常に精密なガラスの塊ですが、実は湿気に弱く、管理が悪いと内部にカビが生えてしまうことがあります。このドライボックスを購入する前、僕の持っていたレンズにカビが生えてしまう残念なことが起きました。一度カビが生えてしまうと、自分では取り除くことができず、高額な修理費用がかかるか、最悪の場合はレンズを買い直さなければなりません。そこで、私が実際に家で使っているのがプラスチック製の防湿ケースです。HAKUBAのドライボックスNEOの9.5Lサイズに、専用の強力乾燥剤であるキングドライを入れて密閉するだけのシンプルな仕組みですが、これだけでカビのリスクを劇的に下げることができます。もう少し小さいサイズもありますが、9.5Lサイズであれば、将来レンズを買い足してもまとめて収納できるため安心です。正直言うと、私は周辺グッズの中で一番これを買うべきだと言っていいぐらい、カメラを趣味にする方には必要不可欠なモノだと思います。これを買ってからはカビの発生がないので、本当に買ってよかったと思える周辺グッズの1つです。もちろん、このドライボックスに保管するだけではなくて日々のメンテナンスもしてあげてください。

 
 

まとめ

今回紹介したアイテムは、どれもD3100を長く大切に使うために欠かせないものばかりです。全てを揃えても数千円から1万円程度に収まるため、2,3万円ほどで手に入れたカメラを一生モノの趣味の道具にするための投資としてはいい投資になると思います。また、Nikon D3100に限らず他のカメラにも流用できるグッズを多く紹介しました。D3100に関わらずカメラを趣味に始めたい方もぜひ参考にしてください。